焼却炉からの排煙・臭気問題

 
 

7月21日の武田製薬主催の説明会でも問題になったが、実験動物死骸焼却用の焼却炉からの臭気、煤煙公害は、近隣地域住民の一番関心を寄せる問題である。
武田の実験動物焼却炉は、焼却能力150kg/h×2基×1日6時間稼働=1日1800kg焼却の焼却炉である。1日1800kg焼却というと、体重60kgの人間だと30体にあたり、15kgの猿に換算して120匹、かなりの量の焼却炉である。
武田薬品は、臭いも煙も出ませんなどと説明していたが、武田の実験動物焼却炉は、一般の火葬場と違って、近接地域では目の前で焼却が行われるのと同じで、臭気が一切漂わないなどということはあり得ない事である。ましてや実験動物の死骸焼却炉の煙や臭いともなれば、生理的にも嫌悪感を感ずるものであり、人間の火葬場の様な煙突のない無臭無煙の焼却炉が求められなければならない。

実験動物の焼却炉について

Q68 外に煙がでないようになっているか?

Q69 武田の説明は、現有施設におけるダイオキシン排出データ、臭気データともに問題なし、実績から安心だ、としている。病院や老人施設の近くに設置することは問題である。

Q70 動物の死骸処理を外部に委託できないか。適正な処理業者に委託し処理することを再検討されたい(厳格な手続きを要す)
県の衛生研究所、国立感染症研究所、千葉県の昭和電工は、外部委託(冷凍保存し輸送)、他に2県の例あり。

Q71 焼却炉の設置届けについて
200kgh以下は施設設置許可が不要、1炉は故障時のためということだが、届 けが必要ではないか。

Q72 死骸焼却について。
地形、高層建築による排気の滞留がことに心配、 完全に悪臭のでない施設であるか?

Q73 焼却に関し、下記の事項を住民に対し情報開示せよ。
操業時、環境安全情報の開示の明確化
廃棄処理手順の説明責任
種と個体数の届出、審査制度の採用
現行内規の提示を求める
焼却炉は実験動物の火葬場であり、そのような施設を風致地域の多い藤沢・鎌倉の街中に設置すべきでない。 

Q74 実験動物焼却炉は周辺住民の合意なしに一方的に実施すべきでない、においについては現状を悪化させるべきではない。
動物実験を行い、死骸を焼却すること、いずれも周辺住民には重大問題であることを武田は理解しているのであろうか?排出ガスの滞留を想定した対処が必要だ。

Q75 排気に有害な物質は含まれないか非常に不安だ。
異臭や粉塵は発生しないか不安だ。
実験室の排気の不安に焼却炉からの排気の不安が重なり不安が募る。
煙、灰、ダイオキシン、すす、浮遊粒子、特に人体に有害な浮遊粒子の問題性。
健康障害と精神的苦痛をもたらす。

Q76 やむを得ず稼動するなら異臭、粉塵の24時間機械監視を実施し結果の公表を求める。
異臭、粉塵を感知したら直ちに調査と処置を取ること。
現在の火葬は融解させて、煙突が不要だが、煙突付きの設備で最新施設であるといえるか?